2005年09月25日

待望のレッスン

予定より20分近く遅れてしまったものの先生のお宅に到着し、挨拶もそこそこに早速指慣らしをさせてもらいました。やっぱりグランドは押せないので鳴らない・・・と独りつぶやいているところへ先生がいらしてレッスン開始。主な指摘事項を挙げてみましょう。

<ラ・カンパネラ>
●もっと広くて音が響くところをイメージして、鐘の音を響き渡らせるつもりで。
 →ペダルの活用(刷り込みとは恐ろしいですね。僕にとってカンパネラはシフラの超高速ものが原イメージとしてあるので、それを模してイントロはペダルなしでやってました。ペダリングで確かに響き渡る鐘のイメージが出てきました。)
●その流れの中で、動きの異なるところは浮き立たせたり、和音進行の変化を聞かせる。
第二主題導入部は何か出てくる期待感を持たせてたたみかける。
(変に表情や抑揚をつけてしまうのはいかがなものかと、今までず〜っと平面的な弾き方をしてきましたが、確かにこのほうが弾いていても面白い。こういう「調理」を教わるにはやはりレッスンが必要ですね。)
それによりリストの色気や茶目っ気を表現
 →もっと「自分なり、主張のある」のカンパネラに
●左手の動きで響きに幅を持たせる。(カデンツァ前の半音階の伴奏他)

<エチュード10/1>
●姿勢よく背中で堂々と弾く
 →椅子を低めに調整(もともと猫背気味なのです)
●アルペジオは指に重心を乗せて移動させる
(今まではただ指が滑って行っているだけだったことを実感!これが今日の一番の収穫だったかもしれない)
●初めの堂々モード、AマイナーからEサス/Eまでの陰モード、A7からナインス系を経てAまでの横に動くモード、更にBm−B7−Eのテンションでたたみかけて初めの堂々モードに戻り、コーダの構成を意識する。
●コーダでの半音移動のラインをつかまえる。

・・・どちらも譜読みが済んだばかりのラフな状態で、「診て」いただくのはおこがましく、ミスタッチも音抜けも満載という有様でした。それでも「変な癖もなく手の形(支え)もしっかりしていて、きれいな音が出ている」という総評を頂き、ひたすら我流で弾いてきた者としては嬉しくまた安心もしました。

「もっともっと!」と乗せて、明るく気さくな雰囲気でレッスンをして下さった先生、それから紹介してくれたSさん、ありがとうございました。ピアノを弾く新しい世界が広がったような心持です。

posted by ムフテリフ at 00:37| 東京 ☔| Comment(11) | TrackBack(0) | ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私もピアノをやっていたとき、最初はペダルなしで拾っていました。最初からペダルを使うとタッチがわかりにくいからです。バッハ、モーツァルトならともかく、ショパン、ラヴェルまでそうしていました。仕上げの段階(発表会前とか)でペダルを使いましたね。

ムフテリフさんはクラシックをコード理論でアナリゼしているのでしょうか。コード理論がおわかりなのでジャズも本当はご存知なのでは。個人的にはクラシックの和声習得をお勧めします。ポピュラー理論では分数コードで済ましているものが、クラシックでは詳しく理論付けます。また転調の分析も和声理論でないと混乱する可能性もあるからです。
Posted by ドラム小僧 at 2005年09月25日 06:55
和声もきちんと勉強したわけではありませんが、昔吹奏楽をやっていた頃自然に覚えたのと、ある程度音感で和声まで拾えるので、それを記憶する媒体としてコード名称を使っている部分はあります。アナリゼというほどではありませんが、和声展開を意識して例えば「ここでひとまとまり」という把握はしています。ショパンやシューベルトでも、和声の中にサスのような半音の動きがあると、ここはポイントかなと思ったりしている程度です。転調については、何度動いたあるいは何調から何調に変わったという捉え方はしています。

ところで分数コードとは何ですか?それにしてもドラム小僧さん、博識の上にラヴェルまで弾いていらしたとは恐れ入ります。
Posted by ムフテリフ at 2005年09月25日 09:22
おはようございます。
充実したレッスンだったようで、よかったですね。
それにしても、独学でやってこのレベルに達するムフテリフさんに、改めて脱帽です。

ずっと個人の先生に習っていた私は、あまり学問として音楽を捉えたことがありませんでした。
子供の頃習ったまま、深く考えずに頭ではなく耳だけで弾いていたような。
やっぱり、曲を理解するという作業も大事ですねぇ。
Posted by kylin at 2005年09月25日 09:43
>Kylinさん
おはようさんです。僕も学問として音楽を捉えたことなどありません。ただ、経験則でやってきただけです。耳だけで弾いてきたとおっしゃること、そのまま僕に当てはまりますよ。昨日のレッスンでは曲を理解するというのが、ちょっとだけ見えた気がしました。カンパネラは楽譜を見るとスタッカートの嵐なので、ピチカートを反映してポンポンとメリハリも必要だけど、全体的には鐘の音がワ〜ンと鳴り響くイメージにしましょう、そうするとペダルを生かして音を残したほうが広いところに響き渡る鐘の雰囲気が出るしょう、などと言われると、表現力に乏しい僕はなるほどとうなずきウ〜ンと唸るのでした。
Posted by ムフテリフ at 2005年09月25日 10:33
分数コードはあくまでも組合せを表記したにすぎないものです。例えばF/GとはFメジャーコードにGのベースを鳴らすものです。これを別の表記をするとG7sus4とも言い換えられます。逆にG/FだとG7の第3転回形となります。これでは何の機能だかわからないわけです。私は音楽をやるのが遅かったのである程度理論は理解を早める道具にはなります。私もブラバンでパーカツやってましたよ。

クラシックの先生に習うとHis,Hes,Ges,Gis,Gisis等聞きなれないドイツ語表記が出てきます。Hisな先生には習いたくないものです。
Posted by ドラム小僧 at 2005年09月25日 10:58
ブラバン率高いですねぇ。
かくいう私も、フルート吹きでした。

コードを読む人は、ここで音が解決されて・・・とか、楽譜から読み取るんですよね(聞きかじりな知識なので、間違ってるのかも?)
曲の物語をそういう形で感じる方法もあるんだなぁと知ったのは、つい最近のことです。
Posted by kylin at 2005年09月25日 12:43
>kylin様
ひょっとして渡辺香津美のファンですか。違ったらすみません。
Posted by ドラム小僧 at 2005年09月25日 13:45
>ドラム小僧さん
残念ながら渡辺香津美さん、わかんないです。
でも、今調べてみたら、ちょっと面白そう。
探して聞いてみようと思います。

ってムフテリフさん、人様のブログでごめんなさい。
Posted by kylin at 2005年09月25日 19:15
>Kylinさん
いいえ、いっこうにかまいません。どんどんやってくださいな。こうして立ち寄ってくださる方々がお互いにレスしあっているのを見るのも、楽しいのです。

>ドラム小僧さん
分数コードとはF/Gとか、あれのことですか。それならちょっとだけ知っています。というか、知らないながらも、ポップスを耳コピーしたようなとき、譜面にメモ的にGの上にFが乗ってるというつもりで勝手にやってました。かつて顧問の先生がHisだったなぁ・・・。
Posted by ムフテリフ at 2005年09月25日 22:48
ちょっとお出かけしてたので、コメント遅くなりました。すみません!

なんだか素敵な先生にめぐりあえたようで良かったですね!!レッスン後の充実感がひしひしと伝わってきました。

先生に指摘されたことを、きちんと受け入れてやってみるムフテリフさんの姿勢が素晴らしいなと思いました。
Posted by スミゴルフ at 2005年09月26日 10:26
>スミゴルフさん
姿勢だなんて、そんな・・・。でも悲しいかな、家のデジピでいくらやっても、鳴らない、というか、グランドのあの響きや感触にはやはり程遠いのです。それでもデジピでやってきて今の自分があるのだから、デジピさまさま、ありがたいと思わないといけません。
Posted by ムフテリフ at 2005年09月26日 21:30
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