2005年08月21日

そもそも何故トルコへ?

断片的に書いている回想録の、導入となるべき部分を今更ながらアップしてみます。

この質問に答えるべく遡ると、伏線は中学時代まで戻ります。当時テレビで観たトルコの軍楽隊の演奏が今の吹奏楽に似ていると心に残ったのです。次に大学で言語学の授業で「日本語に似た言葉は韓国語、モンゴル語、トルコ語などである」というのを聞いたのが二つめのきっかけです。それならばやってみたら面白いだろうかと言っている間に卒業間近になり中東関係の本を読んだら興味が沸き起こってきてしまい、就職もしたのだけど、なんだか諦めがつかずにいました。仕事を辞めて、今のうちに思い切ってやってみようと現地入りしたというわけです。

当時はイスタンブルに知人がいて、そこを頼りに最初の一歩を踏み出しました。あの当時お世話になったYさんやEさんには本当に感謝しています。学校の手続きを終えてトルコ語を学び、初めの頃は買い物ついでに行った先々で長居しては聞こえてくるトルコ語を全身耳にして聞いていました。夜8時には睡魔が襲ってきたのを思い出します。

トルコ語学校がもう2ヶ月で修了という時に、あるプロジェクトで通訳のアルバイトをする話が転がり込んできました。通訳も何も、まだ自分のことですら事欠くような有様だったのに「通訳がいればいないよりもまし」ということだったのでしょうか、話がまとまりました。この通訳経験が学校で習ったことの実践、語彙の補強、文を正しく作る努力とその繰り返しという、言ってみればその後のトルコ滞在の基礎になりました。滞在の初めの段階でこうした機会が得られたのは、振り返ると恐ろしいけれども、幸運だったと思います。

その後某企業にフルタイムで採用されて、今年の3月までイスタンブルの住民であったというわけです。

posted by ムフテリフ at 21:17| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | トルコ回想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご立派な志のもとトルコにむかわれたのですね。うらやましいです。現地でのご経験もまさに実践で得たものが多いのではと思います。
Posted by ドラム小僧 at 2005年08月21日 23:18
ピアノもきっと天才肌だろうと想像しているのですが、語学のセンスも抜群なんですよね〜!!
いくら日本語に似ているといっても、そんな短期間の勉強で通訳ができるなんて〜。
考えれば考えるほど一般人には到底無理な話で、ムフテリフさんの脳ミソの中身、覗いてみたいよ〜。
Posted by marinyann at 2005年08月22日 12:55
ドラム小僧さん、
立派な志なんてものはありませんよ。ただ勢いで行ってしまって後は状況次第というか、いられたからいたようなものです。

Mayinyannさん、
トルコ語の通訳は、そんな田舎に行くのは嫌だとか遠いとか、ほかにやる人がいなかったからお鉢が回ってきただけのことです。

とはいえ、行った価値はありました。この後トルコと直接的に関わる生活をしなくとも、この10年間というのは得がたい経験として自分の中に残りますから・・・。
Posted by ムフテリフ at 2005年08月22日 22:03
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/6104422

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。