2005年07月27日

フジコ・ヘミングの偶然

ここ数日、フジコ・ヘミングのことを書いています。今朝、ブログを開いてみるとTBが一件増えていました。memeさんという方からで次のアドレスでした。
http://blog.livedoor.jp/meme12200810/tb.cgi/28979448

なんとフジコ・ヘミングの絵画展を茨城県の某ギャラリーでやっていて、それを観てきたという記事でした。調べたら、http://bravo.jp/~asibi/koten/garatia-koten.html にて別の個展の案内でしたが、ギャラリーの所在地は確認できました。折しも再就職前で時間がある今、行かない手はない!と行って来ました。

この絵画展は8月25日までで、8月からは現在展示中の絵に原画10点が加わり更に充実するとのお話です。・・・と、ガイドめいたことはこれくらいにして、少しばかり感想を。

「人形つくり」は心の澄んだ子供が人形を作っている様子の絵で、一字一句覚えているわけではありませんが「不器用な人がやれば、器用な人にはできないものができる。できないくらいのことに挑戦してみたらいいのよ。」という言葉書きが付いていました。丁度転機を迎えている僕には印象に残った一枚です。

「ノクターン」は先日買ったCDこころの軌跡のカバーにもなっていますが、絵で見るほうがやはり彼女の過ごした日々、様々な思いをしながら猫と共に生きてきた様子を彷彿させます。僕はフジコ・ヘミングのように辛酸は舐めていない、もっとお気楽なものだったけれども、外国で一人暮らしをするどこか危なっかしい線の上をたどっているような心持などは分かるような気がします。ピアノの端に見えるのは彼女についている天使なのでしょう。

猫の絵が何枚もあり、彼女の絵は全体的に色調が淡いと思っていたのですが、単体で描かれた猫の色は僕の予想以上に濃くて、存在感がありました。もっとも、猫と毬を描くのに薄いトーンでは仕方がないか・・・(絵心がないのでそういう技術的なことは分からない)

全体を見回して感じたことを端的に現すと、「懐かしさ」と「素であること」です。雨の中なのか、遊んでいる子供や楽器の練習をしている様子の子供たちとその表情から、そんな印象を受けました。

● 高速バスに乗る
JRバス
東京駅発、新守谷行き
守谷市役所前下車徒歩1分
そば一穂向かい
1000円

● 電車
常磐線取手駅で乗り換え、関東鉄道常総線利用370円、守谷駅下車
(8月24日以降TXつくばエクスプレス守谷駅下車も可能)

駅前広場より、守谷市役所行き循環バスやまゆり号乗車100円
ただし本数は極めて少ない
終点市役所にて下車徒歩2分

駅前よりタクシー利用の場合普通なら700円ちょっと、道順次第では1000円超えることもあるとか。
posted by ムフテリフ at 21:32| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(1) | ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このムフテリフさんの文章を読んだら、
「絶対に行くぞ〜!!!」 と思いました。
我が家のフリーズしたままの娘を説き伏せて、一緒に行ってみます。
教えてくださって、どうも有難うございます(*^-^*)/
Posted by ヒロリン♪ at 2005年07月28日 23:10
小旅行には都合の良い距離ですし、是非いらしてみたらよろしいかと思います。絵の描けない僕でさえ、何か描いてみたくなるような気がしたのですから・・・。
Posted by ムフテリフ at 2005年07月30日 13:22
ムフテリフさん。モーツァルトの記事書きましたので是非ご覧ください。
Posted by ドラム小僧 at 2005年07月31日 00:32
少々月日が経ちましたが、またここに戻っています。
今日は8月23日。

フジ子・ヘミングの絵の事は、守谷に見に行って以来度々思い出しています。
世界の何処にもない、彼女だけの世界がそこにあり、
遠くに離れてしまった友達を思い出したり、
京都の田舎町で過ごした幼い頃を思い出したりしました。
音楽もそうだけど、絵も、心をそのままうつせばいいのだと感慨深いものがありました。

さっそく彼女の絵本と画集を購入したので、ベッドサイドに置いて、時々眺めています。
巨匠の画集よりも、ホッとしたい時の私に寄り添ってきてくれる絵たちです。
Posted by marinyann at 2005年08月23日 14:10
>Marinyannさん
あの絵画展は偶然だけど「めっけもん」でした。絵もみて、フジコヘミングの世界がより近くなったように思います。今日は涼しかったのでカンパネラを少しさらいました。いつの日か人前で弾いてみたいもんです。
Posted by ムフテリフ at 2005年08月24日 21:53
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Excerpt: 7月の21日から開催の「フジ子ヘミング・もうひとつの世界展」 はタイトルにもあるようにピアニストであるフジ子ヘミングの描くことで表現したもうひとつの世界。 8月の4日から原画10点が加わりさら..
Weblog: GALATEA
Tracked: 2005-07-30 16:21
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