2005年07月18日

イスタンブル 賃貸アパート事情

端的にはピンからキリまでと初めに申し上げておいて、一庶民の垣間見た賃貸事情です。

● 広さ
小さめの物件でも少なくとも80m2くらいはあり、平均的には110-120m2くらいあります。

● 間取り
現地の言い方では「2+1」「3+1」で「寝室/部屋数+リビングの数」を表し、新聞広告でもこうした書き方が一般的です。旧市街や欧州側新市街の古い地区、或いはアジア側カドキョイ辺りは建物も古く「2+1」が主流といえます。アジア側の多くと欧州側の中心部からある程度離れたところは「3+1」が主流です。学生向けに大学周辺にできた最近の物件だとワンルームに近いものもあるといわれますが、僕は実際に見たことはありません。

● 一階は一回り小さい
これは一種の税金対策なのかもしれません。2階以上が少し張り出したようなつくりの建物が多いです。そのため同じ間取りでも1階物件はちょっと小さかったりします。窓には当然安全対策に鉄格子です。(これは慣れるまで違和感があります)

● 暖房設備
これは重要ポイントですが、下のボイラー室で燃料を燃やす集中一括暖房か、部屋ごとに温水・暖房兼用器(コンビという)で暖を取るのが主流ですが、いずれにしても暖房はついています。以前湿度について書いたことがありますが、この暖房のおかげで部屋の空気はカラカラです。もっともそうしないと湿気が「骨にしみて」身体に悪いというのが向こうの感覚です。冬に来日して一般家庭に泊まる幸運に恵まれたトルコ人が口を揃えて言うのは、「経済大国ニッポンの家があんなに寒いなんて!」という台詞です。

● 不動産屋
賃貸契約成立の暁には、店子が年間家賃の12%を手数料として払うきまりです。蛇足ながら物件売買の時は売り手・買い手双方から3%ずつ取ります。手数料さえもらえば彼らの役目は終わったことになるのでしょうけど、実際には引越してみてから(公共料金の思わぬ未払い金、修理など)色々とヘルプが必要になることが多いのです。そこまで面倒をみてくれるところを探すのも一つのポイントですが、これが難しい。

● 家賃
アジア側、3+1、コンビつき、交通の便の良いところで今なら600-700YTL(概算5万〜6万円弱)くらいでしょうか。イスタンブルの家賃は決して安くありません。他の物価と比べても家賃の上がり方は激しく、そのため家賃上げを抑える法案が議論の的になっていましたが、どうなったことか。

おまけ:最後に住んだメゾネット物件のベランダからちょっとだけ見えるマルマラ海とプリンセス諸島の一部
balkondan.JPG
posted by ムフテリフ at 21:12| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | トルコ回想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/5178510

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。